アルギニンは心不全を予防・改善します!

まとめ

 

  • アルギニンは、心不全患者(中等症~重症)の生活の質(QOL)、運動耐容性(歩行試験での歩行距離)、心機能(心拍出量)、全身循環動態(血圧、血流、血管拡張性など)などを改善しました。アルギニンのこれらの作用は、主にアルギニンから生成した一酸化窒素(NO)による作用と考えられました(下図を参照ください)。
  • このように、アルギニンは、主にNOを介した作用によって、心不全を予防・改善することが期待できます。
  • アルギニンは、心臓の弱い方、あるいは心不全でお悩みの方におすすめします。アルギニンは生体成分のため副作用の心配はほとんどないと考えられます。実際数多くの臨床試験でアルギニンによると考えられる副作用はほとんどありませんでした。

図.アルギニンの心不全改善作用

【図の説明】

  (慢性)心不全は、心筋梗塞、心筋症、高血圧、先天性の心臓病などが原因となって、心臓の収縮力が弱ってきて、からだの臓器や組織が必要とする十分な血液を送ることができなくなった状態をいいます。心不全の患者では、末梢の血管(末端の細い血管)の抵抗性が増大し(血管拡張性の低下)、全身の血液の流れが低下しているといわれています。また、血管の内皮細胞の機能が障害され、一酸化窒素(NO)の生成が減少し、血管拡張性が低下していることが知られています。この内皮細胞機能の障害は、全身の血行動態(血液の流れ)の低下を通じて、心不全の症状の程度や運動耐容性(どのくらいの運動が可能か)に影響しているのではないかと考えられています。

  心不全の症状としては、肺のうっ血(静脈の血液が異常にたまった状態)による呼吸困難、肺静脈や全身の静脈のうっ血による肺浮腫や全身の浮腫、肝臓のうっ血による肝腫大(肝臓の肥大)などがみられます。肺の浮腫がひどくなって肺に水がたまると肺水腫になります。呼吸困難がひどくなると喘鳴(心臓喘息)を呈することがあります。

  心不全は、水分や塩分の取り過ぎ、アルコール、喫煙、腎機能障害、肥満、妊娠、高温多湿の環境などによって悪化します(悪化要因)ので、これらをできるだけ避けるようにします。

  アルギニンは、中等症から重症の心不全患者で、注射または経口投与によって、内皮細胞の障害により低下した血管拡張性を改善し、心機能や全身循環動態を改善しました。また、心不全患者の生活の質(QOL)、運動耐容性、循環動態を改善しました。これは、アルギニンの投与によって、内皮細胞機能が改善され、内皮細胞でNOの産生が増加し、その血管拡張作用などによって末梢血管の抵抗性が減少したり、全身の血行動態が良くなったりして、弱っている心臓の負担が(心仕事量)が減少した結果、心機能、全身症状、あるいは運動耐容性の改善などがみられたものと考えられます。

  このように、アルギニンは、心不全を予防・改善します。

≪アルギニンは心不全を予防・改善します!≫

1)心不全とはどういう病気でしょうか

●心不全とは、いろいろな心臓の病気のために、心臓の収縮力が弱ってきて、からだの臓器や組織が必要とする十分な血液を送ることができなくなった状態をいいます。

●心不全は、主に右心室の収縮力が障害を受けている右心不全と、主に左心室の収縮力が障害を受けている左心不全があります。

●心不全は、急性と慢性にわけられます。急性心不全は、急性心筋梗塞、心筋炎、細菌性心内膜炎、大動脈弁膜症の重症化、肺塞栓などによっておこりますが、重症のことが多く治療も緊急を要します。慢性心不全は、心筋梗塞、心筋症、高血圧、先天性の心臓病などが原因でおこり、慢性の経過をたどります。

●心不全は、水分や塩分の取り過ぎ、アルコール、喫煙、腎機能障害、肥満、妊娠、高温多湿の環境などによって悪化します(悪化要因)ので、これらをできるだけ避けるようにします。

●心不全の症状としては、肺のうっ血(静脈の血液が異常にたまった状態)による呼吸困難、肺静脈や全身の静脈のうっ血による肺浮腫や全身の浮腫、肝臓のうっ血による肝腫大(肝臓の肥大)などがみられます。肺の浮腫がひどくなって肺に水がたまると肺水腫になります。呼吸困難がひどくなると喘鳴(心臓喘息)を呈することがあります。

●心不全の診断は、自覚症状、聴診、触診、胸部X線検査、心臓カテーテル検査、心電図、心エコー検査などを総合して行われます。

●心不全の治療は、急性心不全では、重症で緊急を要することが多く、重症例はCCU(冠動脈疾患集中治療室)やICU(集中治療室)で集中治療を受ける必要があります。慢性心不全では、基礎疾患(原因となった病気)の治療に加え、心不全の悪化要因の是正や治療をおこないます。治療の基本は、運動量の制限、水分や塩分の制限を中心とした食事療法に加え、薬物療法をおこないます。心不全の治療に用いられる薬物は、強心薬、利尿薬、血管拡張薬、β遮断薬などがあります。強心薬としてはジギタリス製剤(ジゴキシンなど)が主に用いられます。ジギタリス製剤は心筋収縮力を増強します。利尿薬は浮腫を軽減し、心室の機能を改善します。血管拡張薬としては、ACE阻害薬(アンジオテンシン変換酵素阻害薬)や硝酸薬などが用いられます。ACE阻害薬は血管を拡張し、心臓機能を改善し、心不全患者の生存率を改善します。β遮断薬は、心拍数を減少させ、弱っている心臓の仕事量を軽減することで心臓の機能を改善します。

●心不全の患者では、末梢の血管(末端の細い血管)の抵抗性が増大し(血管拡張性の低下)、全身の血液の流れが低下しているといわれています。また、血管の内皮細胞の機能が障害され、一酸化窒素(NO)の生成が減少し、血管拡張性が低下していることが知られています。この内皮細胞機能の障害は、全身の血行動態(血液の流れ)の低下を通じて、心不全の症状の程度や運動耐容性(どのくらいの運動が可能か)に影響しているのではないかと考えられています。これらのことから、NOを産生し、内皮機能の障害を改善し、血管の拡張性を高めるアルギニンの投与によって、心不全が改善されるのではないかと考えられます。

  実際、アルギニンは、中等症から重症の心不全患者で、注射または経口投与(アルギニンまたはアルギニン塩酸塩として1日5.6~12.6g)によって、内皮細胞の障害により低下した血管拡張性を改善し、心機能や全身循環動態を改善しました。また、心不全患者の生活の質(QOL)、運動耐容性、循環動態を改善しました。アルギニン投与による副作用は特に見られませんでした。これは、アルギニンの投与によって、内皮細胞でNOの産生が増加し、その血管拡張作用などによって血管の抵抗性が減少したり、全身の血行動態が良くなったりして、弱っている心臓の負担が(心仕事量)が減少した結果、心機能、全身症状、あるいは運動耐容性の改善などがみられたものと考えられます。

  これらの結果から、アルギニンが、特に慢性心不全の治療薬として有用であることが期待できます。特に、虚血性心疾患などの動脈硬化性疾患が原因となる心不全では、それら基礎疾患の改善も期待できますのでより有用と考えられます。


2)心不全のアルギニン療法

(1)心不全に対するアルギニンの効果

〔以下のアルギニンの働きは国際的な一流の医学誌や科学誌に掲載された信頼できるデータに基いたものです。詳しくは≪アルギニンが心不全を改善する例≫をご覧下さい〕

●アルギニンは、心不全患者(中等症~重症)の生活の質(QOL)、運動耐容性(歩行試験での歩行距離)、心機能(心拍出量)、全身循環動態(血圧、血流、血管拡張性など)などを改善しました。アルギニンのこれらの作用は、主にアルギニンから生成したNOによる作用と考えられました。

●このように、アルギニンは、主にNOを介した作用によって、心不全を予防・改善することが期待できます。

●アルギニンは、心臓の弱い方、あるいは心不全でお悩みの方におすすめします。アルギニンは天然成分のため副作用の心配はほとんどないと考えられます。

 

(2)アルギニンの摂取方法

●通常のアルギニンサプリメントの場合

  心不全(心不全気味の人を含む)の予防や治療にアルギニンを摂取する場合、アルギニンの摂取量は、アルギニンとして1日2~4g程度(1日2~3回に分け摂取)から始めます。効きめを見ながら摂取量を調節します。効果をあらわす摂取量は個人によって異なる場合があります。また、日本人は欧米人よりより少量で効果をあらわす可能性がありますので、摂取量は最初は少量から、その後効き目を見ながら徐々に上げますが、上限量は文献で効果が見られた量で止めておいたほうが良いでしょう。

  文献的には、アルギニンの1日5~10g程度の摂取量で心不全に効果が見られたと報告されています。

 

●『進化型スーパーアルギニンサプリメント』の場合

  アルギニンの問題点を克服し効果が大幅に高まることが期待できる『進化型スーパーアルギニンサプリメント』の場合、アルギニンとして1日1g程度の摂取から始めます。効きめを見ながら摂取量を調節します。効果をあらわす摂取量は個人によって異なる場合があります。なお、『進化型スーパーアルギニンサプリメント』の場合、そのアルギニン1gは、通常のアルギニンサプリメントのアルギニン6~8g程度あるいはそれ以上に相当すると考えられます。

  なお、『進化型スーパーアルギニンサプリメント』には、抗酸化剤としてコエンザイムQ10が含まれていますが、この成分はノイキノン(エーザイ)として心不全の薬として使われています。そのため、アルギニンとコエンザイムQ10は心不全に対し相乗効果を示す可能性がありますのでより高い効果が期待できます。



●アルギニンを摂取する場合の注意点

  これについては『アルギニンサプリメントの正しい選び方』をご覧ください。

 

3)アルギニンが心不全を改善する例

①Hirookaらは、心不全の患者では内皮依存性血管弛緩反応が低下していること、アルギニンはこれを改善することを示しました(Circulation, 1994; 90:658-668)

  心不全患者(20人)にアセチルコリンを動脈内に注入し前腕の血管拡張性を測定したところ、心不全患者では健常者(24人)に比べ血管拡張性が低下していましたが、アルギニンを投与(動脈内注入)することでこれが改善しました。また、心不全患者では、前腕の血流を止めたあと血流を再開することで生じる血流の増加(虚血後血管拡張作用)が健常者に比べ低下していますが、アルギニン投与によってこれも改善されました。心不全患者での虚血後血管拡張作用の障害には、内皮細胞の障害が関係しているものと考えられました。

 

②Kubotaらは、慢性心不全患者(ニュ-ヨーク心臓協会の心不全の重症度分類(NYHA分類)ⅡまたはⅢ)(9人)では、内皮依存性血管弛緩反応(アセチルコリンの動脈内注入による前腕血流の増加作用により評価)と運動による血管拡張反応(ハンドグリップ運動による前腕血流の増加で評価)が低下しているが、アルギニンの投与(動脈内注入)によってこれらが改善されることを示しました。心不全患者での運動による血流増加の障害には、内皮細胞の障害が関係しているものと考えられました(Jpn. Circ. J., 1997; 61: 471-480)。

 

③Hambrechtらは、心不全患者での内皮障害がアルギニン投与または運動によって改善するかどうかを検討しました(J. Am. Coll. Cardiol., 2000; 35; 706-713)

  重症の慢性心不全患者(左室駆出率19%)(40人)を4群に分け、それぞれに、アルギニン(1日8g)の経口投与、運動(ハンドグリップ運動を毎日実施)、アルギニン投与と運動を両方実施、プラセボの投与を4週間おこないました。試験前と終了後、アセチルコリンを上腕動脈に注入し動脈内腔径の増加作用を検討しました。その結果、アセチルコリンによる内皮依存性血管拡張反応は、アルギニン投与および運動によって、プラセボに比べ統計的に有意に増加していました。また、アルギニン投与と運動の併用によって内皮依存性血管拡張反応はそれぞれの単独よりもさらに増加していました。

 

④Koifmanらは、アルギニンが、心不全患者の心臓の機能および全身の循環動態を改善することを示しました(J. Am. Coll. Cardiol., 1995; 26:1251-1256)

  心不全患者(NYHA分類ⅡまたはⅢ、冠疾患由来)(12人)に、アルギニン(20g)を静脈内に1時間かけて点滴しました。点滴1時間後、心拍出量は有意に増加しました(15%の増加)。心拍数には変化はありませんでした。また、平均血圧と全身血管抵抗は有意に低下しました。点滴終了1時間以内にこれらの値は元に戻りました。一酸化窒素(NO)の産生量はアルギニン投与によって有意に増加しました。

 

⑤Rectorらは、アルギニンが心不全を改善することを示しました(Circulation, 1996; 93: 2135-2141)

  中等症または重症の心不全患者(15人)に二重盲検法のもとに、アルギニン(塩酸塩を1日5.6~12.6g。アルギニンとして1日4.6~10.4g)またはプラセボを6週間ずつ交互に経口投与(1日2~3回に分け服用)しました。その結果、アルギニン投与によって、患者の状態(生活の質、QOL)は有意に改善し、歩行試験での歩行距離も有意に増加しました。血圧はわずかに低下しましたが、心拍数に変化はありませんでした。前腕運動による前腕血流は、プラセボ投与に比べアルギニン投与の方が有意に増加しました。動脈のコンプライアンス(弾力性)はアルギニン投与によって有意に改善しました。血管収縮物質であるエンドセリン(心不全の原因物質または悪化物質の一つではないかと考えられています)の血中濃度はアルギニン投与によって有意に減少しました。アルギニン投与によると考えられる副作用は特に見られませんでした。


●このように、アルギニンは、心不全を改善しました。

 

4)アルギニンの摂取体験記

①体験記(東京都、O様、男性)(2006/2/27)

・心不全。

  父が心不全で肺に水が溜まるので飲ませてみようと思っています。「超アミノ酸健康革命」読みました。

・(約一ヵ月後)アルギニンを飲み始めて1ヶ月あまり経ちますが、心不全のはずの父が、毎日バスで遊びに行っています。大学病院への通院も一人で電車で行きました。循環器の主治医の先生が不思議そうにしていたそうです。先月は死ぬかと思っていましたが、本当にチャッピーのように回復しました。本当にありがとうございます。

・(約3ヵ月後)少し出ていた私の白髪が全く無くなりました。心不全で去年はずっと入院してた父も毎日あちこち散歩しています。うちの猫にも飲ませはじめました。一家してアルギニンのお世話になっています。

 

②【僕、チャッピーの若返り日記】(2003年7月記)

  僕の名前はチャッピー。シーズーのオスです。いま10歳です。このごろ年のせいか、あちこちにガタがきています。去年の11月には後ろ足が痛くて歩けなくなりました。獣医さんに診てもらったところ「坐骨神経痛」といわれました。痛み止めをもらって飲みましたがはかばかしくありません。そうこうするうちに、今年の1月になって、胸が突然苦しくなって倒れてしまいました。息ができなくてゼイゼイいいます。お医者さんに診てもらったところ、心臓が悪くて、肺に水がたまっているそうです。私には良く分かりませんが医学用語では、「心不全」による「心臓喘息」だそうです。そして大変ショックなことには、「チャッピー君の心臓は大変弱っていて明日にも止まるかもしれない」といわれました。僕は目の前が真っ暗になりました。そこでわらにもすがるおもいで、お医者さんからもらった心臓のお薬(ACE阻害剤など)を飲みましたが、少し楽になる程度で、ゼイゼイは止まりません。そしてちょっと歩くと胸が苦しくなってすぐ倒れてしまいます。

  僕のご主人は、僕を見てあまり長くはないなとぽつりと言いました。僕の家族も覚悟を決めたようです。僕のご主人は僕にアンチエイジング療法を試してみることにしました。僕はアルギニンを1.1g(体重1kg当たり約0.2gのアルギニン)溶かしてある水を毎日飲まされました。最初はいつも飲む水道水の味とちょっと違うのでとまどいましたが、ちょっとなめてみると少し甘かったので美味しく飲めました。アルギニンの入っている水を飲み始めるとなんだか元気になって若返ったような気がしてきました。ゼイゼイのほうもあまりしなくなり、呼吸もずいぶん楽になってきました。どんよりとしていた目も明るく生き生きとしてきました。体のほうもどんどん丈夫になって散歩も普通にできるようになりました。足の痛みもずいぶん楽になって痛み止めは飲まなくてもよくなりました。今では、明日をも知れない命といわれたのが嘘のように、毎日元気に暮らしています。(写真は2003年3月31日撮影)。

 

          

 

◎チャッピー君の近況報告

  僕は今大変元気です。アルギニンは毎日飲んでいます。今はもう心不全で倒れることもなくなりました。足の痛みもほとんどなくなりました。毎日、朝夕2回の散歩が楽しくてなりません。大好きなボール遊びも普通にできるようになりました。(2004年2月3日記)。

 

                              (2019年12月28日記)
 

アルギニンはこのような方に特におすすめします

トピックス

●2020年7月27日
★本日、アルギニンで初めて、アルギニン(単成分)を機能性関与成分とする機能性表示食品(弊社開発品)の届出が受理されました。

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