アルギニンは記憶障害や認知症を予防・改善します!

まとめ

 

  • アルギニンは、脳内の一酸化窒素(NO)の欠乏によって生じた学習や記憶の障害(老化などで見られると考えられています)を改善します(下図を参照ください)。
  • アルギニンは、脳血管性認知症患者の知的機能および一般症状(患者の表情の豊かさや反応など)を改善しました(下図を参照ください)。
  • アルギニンは、NO作用、抗酸化作用およびタンパク糖化の抑制作用などを有しますので、アルツハイマー病やその前段階の軽度認知障害(MCI)の発症や進行を抑制することが期待されます(下図を参照ください)。
  • このように、アルギニンは、学習や記憶の障害の改善や、認知症の予防・改善に効果が期待できますので、学習や記憶の障害でお悩みの方、あるいは認知症でお悩みの方にアルギニンをおすすめします。アルギニンは体内成分のため副作用の心配はほとんどないと考えられます。実際数多くの臨床試験でアルギニンによると考えられる副作用はほとんどありませんでした。

図.アルギニンは加齢(老化)に伴う記憶障害や、認知症を改善することが期待できます

 

【図の説明】

  記憶障害の一般的な原因として、加齢(老化)に伴う記憶障害、軽度認知障害(MCI)、認知症(脳血管性認知症、アルツハイマー病など)などが上げられます。

  加齢(老化)に伴う記憶障害とは、加齢に伴って生じる記憶力の低下のことです。このような状態では、物忘れをしやすくなったり記憶力が低下したりしますが、認知機能が障害されているわけではありません。その原因としては脳内NOの減少や活性酸素の増加などが考えられています。

  軽度認知障害(MCI)では、加齢(老化)に伴う記憶障害より記憶障害の程度が強く、まず短期記憶が侵される傾向がありますが、昔の出来事の記憶と注意力は保たれています。MCIは日常生活機能に影響しない程度の記憶および/またはその他の認知機能の障害と定義される場合があります。MCIのある人の最大50%が3年以内に認知症を発症します。認知症(アルツハイマー病など)は一旦発症したら根治治療は不可能とされていますので、認知症になる前段階のMCIに近年大変注目が集まっており、MCIから認知症への進展を如何に抑えるかが大変需要になってきています。MCIは認知症(アルツハイマー病など)と同じ原因で発症すると考えられます。

  認知症患者では,記憶障害に加えて認知機能障害および行動機能障害がみられます。認知症は、脳血管性認知症、アルツハイマー病などに分類されます。脳血管性認知症は、動脈硬化や高血圧などが原因となって起こった脳梗塞や脳出血によって脳機能が障害されることで生じます。アルツハイマー病の原因として、神経原線維変化、βアミロイドプラーク(老人斑)、活性酸素、糖化などが考えられています。

  加齢(老化)による記憶障害(物忘れ、記憶力低下など)には、脳内NO減少や活性酸素増加などが関わっていると考えられます。アルギニンは、脳内NOの低下による学習機能の障害を抑制しますので、加齢(老化)による記憶障害を予防・改善することが期待できます。また、アルギニンは抗酸化作用を示しますので、この点からも加齢(老化)による記憶障害を改善することが期待できます。

  アルギニンは、糖化抑制、抗酸化、NO生成促進作用などを有しますので、軽度認知障害(MCI)を予防・改善することが期待できます。

  アルギニンは、NO生成促進作用などにより、動脈硬化や高血圧を予防・改善したり、脳血流量を増やしたり、抗酸化作用を示しますので、脳血管性認知症の発症や進行を抑えることが期待できます。また、アルギニンより生成したNOは学習能力や記憶力の低下を抑制しますので、認知症を改善することが期待できます。実際、アルギニンは脳血管性認知症を改善しました。

  アルギニンは、糖化抑制、抗酸化、NO生成促進作用などを有しますので、認知症(アルツハイマー病など)を予防・改善することが期待できます。

  このように、アルギニンは、NO生成促進、糖化抑制、抗酸化作用などにより、加齢(老化)に伴う記憶障害、軽度認知障害(MCI)、脳血管性認知症、および認知症(アルツハイマー病など)を予防・改善することが期待できます。  

 
≪アルギニンは記憶障害および認知症を予防・改善します!≫
 
1.記憶障害および認知症とはどういう病気でしょうか(参考文献など)


●記憶障害および認知症とは

  認知症とは、知能のはたらきが低下した状態です。物忘れがひどくなったり記憶力が悪くなったりして、正常な社会生活をいとなむことが困難になります。認知症とは以前は「痴呆」と呼ばれていたものが「痴呆」は差別的ということで2004年12月より呼び方が変わりました。

 

●認知症の患者数

  65歳以上の認知症者は462万人と推計され、有病率は15%とされています(2012年時点)。なお、認知症を発症する前段階とみられる軽度認知障害(MCI)については、65歳以上の高齢者では有病率は15~25%と推定されています。

  また、有病率の将来推計については、2025年の推定認知症者数は675~730万人と推定されています。

 

●認知症の種類と原因

  認知症には、脳血管性認知症、アルツハイマー病などがあります。その割合は、アルツハイマー病が約68%で最多で、脳血管性認知症が約20%です(2010年前半の調査結果)。認知症の将来推計では、脳血管性認知症やその他の認知症に比べ、アルツハイマー型認知症が顕著に増加すると報告されています。

  脳血管性認知症は、動脈硬化や高血圧などが原因でおこった脳梗塞や脳出血によって、知能と関係した脳神経に障害がおこったり神経細胞が死んだりして認知症をきたしたものです。

  アルツハイマー病の原因はまだよくわかっていませんが、アルツハイマー病の患者の脳には、神経原繊維変化とアミロイドプラーク(老人斑)(下記注参照)が多く見られ、実際これらが神経細胞を壊しますので、これらの蓄積がアルツハイマー病の原因ではないかと考えられています。アルツハイマー病にかかった人の脳は、全体的に縮んで、重量も軽くなります。

【注:神経原繊維変化とアミロイドプラークとは】

  アルツハイマー病の患者の脳には、神経原繊維変化とアミロイドプラーク(老人斑)がみられるのが特徴です。一般に、アミロイドプラークはアルツハイマー病患者の脳には、同年齢の健康な人の5~10倍あるといわれています。アミロイドプラークは、主にアミロイドβタンパク質が凝集(重合)したものが沈着してできます。神経原繊維変化とアミロイドプラークはアルツハイマー病の原因と考えられ、これらは神経細胞を障害します。これらの神経原繊維変化とアミロイドプラークがどのようにして神経細胞を障害し、アルツハイマー病を引き起こすかについてはまだはっきりしていませんが、最近の研究で、タンパク糖化が重要な役割を果たしているのではないかと考えられるようになってきました。アミロイドβタンパク質の重合は通常は大変ゆっくりとしか進行しませんが、そこにブドウ糖を添加してやると重合速度はかなり速くなります。また、糖化したアミロイドβタンパク質はその重合を飛躍的に促進しました。一方、タンパク糖化抑制剤のアミノグアニジンによってアミロイドβタンパク質の重合は抑制されました。アミロイドβタンパク質による神経細胞の障害は、活性酸素の発生などによっておこると考えられていますが、それは、アミロイドβタンパク質(糖化された)が神経細胞の表面にあるAGE受容体(終末糖化産物に対する受容体)に結合することで起こることが示されました。これらのことから、タンパク糖化抑制剤はアルツハイマー病の発症や進行を抑制する可能性があります。

 

●認知症の症状

  脳血管性認知症の症状は、見当識障害(時間、場所、人の見当がつかないこと)、知的機能の障害(記憶障害、学習機能の低下など)、性格の変化、被害妄想、嫉妬妄想、暴力、徘徊(はいかい)、幻視などがみられます。

  アルツハイマー病の症状は、初めに記憶障害が現れます。さらに病状が進むと徘徊や迷子になったり、大声をあげたりなどの興奮状態がみられます。重度の段階になると、患者は歩くことも日常生活のどんなこともできなくなり、失禁したりするようになります。

 

●認知症の診断

  認知症の診断は、知的障害の程度を調べます。改訂長谷川式簡易知能評価スケールがしばしば用いられます。CTスキャン、MRI,脳波、脳の血流検査(PET)などは、認知症が脳血管性かアルツハイマー病かの判断にある程度有用です。

 

●認知症の治療

  現在の医療技術では死んだ脳神経を再生させることは困難ですので、認知症の治療は、進行を少しでも遅らせるための治療です。認知症患者に対する日常的なケアは、認知症の進行を抑えたり、改善するのに有効なことがあります。

  脳血管性認知症では、もととなった疾患の動脈硬化や高血圧の治療によって、脳梗塞や脳出血の再発や進展を抑えることで、認知症の進行を遅らせたり抑えることがあります。

  アルツハイマー病では、ドネペジルアリセプト)、リバスチグミン(リバスタッチ、イクセロン)、ガランタミン(レミニール)、メマンチン(メマリー)が、軽症から高度の患者の認知機能を一時的に改善することがありますが、あくまでも対症療法薬であり、病気そのものを改善するものではありません。

 

※MCI(軽度認知障害)の治療の重要性

  アルツハイマー病は発症したら根治治療は不可能とされていますので、このアルツハイマー病になる前段階の軽度認知障害(MCI)に近年注目が集まっています。

  下図に示しますように、アルツハイマー病の原因物質と考えられているアミロイドβは認知症を発症する10~20年くらい前から蓄積し始めると考えられており、MCIの段階でも脳内にはアミロイドβがかなり蓄積していると考えられます。一方、認知症が発症する段階ではすでに脳萎縮は相当進んでいると考えられるのに対し、認知機能が低下し始めるMCIあるいはその前の段階ではまだ認知症への移行を抑制することは可能と考えられます。従って、如何に早期の段階でアミロイドβの蓄積を発見し、その蓄積を抑制するかが極めて重要になってくると考えられます。実際、MCIを発症すると数年で認知症に移行すると言われていますが、適切な対策を行うことでそれが遅れたり正常へ戻る可能性も示唆されています。具体的には、適度な身体活動、有酸素運動、地中海式ダイエット、ココア、禁煙、認知機能訓練などで有効性が示唆されていますが、まだ十分なエビデンスはありません。なお、現在MCIから認知症への進行を抑制する医薬品はありませんし、病気でない人に副作用の懸念がある医薬品を処方するのも問題があると考えられます。

図.アルツハイマー病の発症経緯

●認知症の最新治療

  アルギニンは、動脈硬化やその危険因子、あるいは高血圧を予防したり、改善しますので、脳血管性認知症の発症や進行を抑えることが期待できます。また、アルギニンより生成した一酸化窒素(NO)は学習能力や記憶力の低下を改善しますので、認知症を改善することが期待できます。実際、アルギニンは脳血管性の認知症を改善しました。

  アルツハイマー病の発病や進展には、脳内の活性酸素の増加が関係しているのではないかといわれています。ビタミンEの大量摂取〔ビタミンEを1日2,000IU(1,342mg)摂取〕によって、中等度のアルツハイマー病の患者の病気の進行を遅らせることができるといわれています。

  脳内のタンパク糖化物がアルツハイマー病の原因ではないかという注目すべきデータが、「Nature」などの世界最高の科学専門誌に報告されています(タンパク糖化物は活性酸素を発生させ、脳神経を壊します)。タンパク糖化物は糖尿病で増えますので、糖尿病患者では認知症が増えるかどうかは大きな関心事でした。最近の研究では、糖尿病患者に認知症(脳血管性認知症だけでなくアルツハイマー病も)が多いことが明らかにされてきました。また、糖尿病患者では脳の働き(認識機能、記憶力など)が低下することが示されています。糖尿病患者では脳血管障害(脳動脈硬化など)が急速に進みますので、脳血管性認知症が多いことは明らかですが、アルツハイマー病も多いということはタンパク糖化がアルツハイマー病の大きな原因である可能性を示しています。そのため、タンパク糖化を抑制する成分(薬物)がアルツハイマー病を予防・改善する可能性があります。

  アルギニンは、タンパク糖化を強力に抑制しますので、脳血管性の認知症だけでなく、アルツハイマー病にも効く可能性があります。

  このように、アルギニンは、脳血管障害を改善し、脳内のNOを増やすことで、脳血管障害による認知症や、老化による認知症を予防・改善することが期待できます。また、そのタンパク糖化抑制作用によって、アルツハイマー病の予防や改善効果を示すことが期待されます。

 

【参考文献】

1.「記憶障害」(MSD マニュアルプロフェッショナル版、2020)。

2.「認知症疾患診療ガイドライン2017」(監修 日本神経学会)。

3.「アルツハイマー病 UPDATE」(医学の歩み、2016年)。

4.ぜんぶわかる認知症の事典(監修 河野和彦、2016年)(成美堂出版)。

2.記憶障害および認知症のアルギニン療法

1)記憶障害および認知症に対するアルギニンの効果

〔以下のアルギニンの働きは国際的な一流の医学誌や科学誌に掲載された信頼できるデータに基いたものです。詳しくは「3.アルギニンが認知症を改善するデータ(文献)」をご覧下さい

 

●アルギニンは、脳内の一酸化窒素(NO)の欠乏によって生じた学習や記憶の障害(老化などで見られると考えられています)を改善し、脳血管性認知症患者の知的機能および一般症状(患者の表情の豊かさや反応など)を改善しましたので、認知症や老化による記憶や学習障害を予防・改善することが期待できます。

 

●アルギニンは、抗酸化作用およびタンパク糖化の抑制作用を有しますので、アルツハイマー病の発症や進行を抑制することが期待されます。

 

●このようにアルギニンは認知症の予防改善に効果が期待できますので、認知症を予防したい方、あるいは認知症でお悩みの方にアルギニンをおすすめします。アルギニンは天然成分のため副作用の心配はほとんどないと考えられます。実際数多くの臨床試験でアルギニンによると考えられる副作用はほとんどありませんでした。

 

2)アルギニンの摂取方法

●通常のアルギニンサプリメントの場合

  高齢者で記憶障害が見られる人や、認知症の予防や改善に対し、アルギニンの摂取量は、アルギニンとして1日2~4g程度の摂取(1日2~3回に分け摂取)から始めて、その後症状の改善ぐあいをみながら摂取量を調節します。


●『進化型スーパーアルギニンサプリメント』の場合

  アルギニンの問題点を克服し効果が大幅に高まることが期待できる『進化型スーパーアルギニンサプリメント』の場合、アルギニンとして1日1g程度の摂取から始めます。効きめを見ながら摂取量を調節します。効果をあらわす摂取量は個人によって異なる場合があります。なお、『進化型スーパーアルギニンサプリメント』の場合、そのアルギニン1gは、通常のアルギニンサプリメントのアルギニン6~8g程度あるいはそれ以上に相当すると考えられます。

 

●アルギニンを摂取する場合の注意点

  これについては『アルギニンサプリメントの正しい選び方』をご覧ください。



3.アルギニンが認知症を改善するデータ(文献)

①一酸化窒素(NO)は学習と記憶に関与します

  ラットに、一酸化窒素生成阻害剤(L-NA、L-NAME)を投与し、その学習機能(迷路などによる試験)に対する影響を調べたところ、L-NAMEの投与によって学習機能が障害されました。しかし、すでに習得した学習については影響はありませんでした。L-NAMEの投与によって脳内のNOの生成は有意に低下していました。一方、L-NAMEと同時にアルギニンを投与すると、学習機能の障害とNOの低下は起こりませんでした。老齢ラット(30ヶ月齢)では学習機能が若いラット(3ヶ月齢)にくらべ低下していました。老齢ラットの脳ではNOの生成量が少なくなることが学習機能の低下に関係しているのではないかと考えられました(Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 1993; 90: 9191-9194; Br. J. Pharmacol., 1995; 115: 852-858; J. Pharmacol. Exp. Ther., 1996; 276: 460-466; Neuroscience, 1996; 74: 365-374; Behav. Brain Res., 1997; 83: 153-158)。

②タンパク糖化はアルツハイマー病の原因と考えられます

  アルツハイマー病の患者の脳には、神経原繊維変化*1老人斑(アミロイドプラーク)*2がみられ、これがアルツハイマー病の発症と進展に中心的な役割を果たしているのではないかと考えられています。アミロイドプラークは、主に凝集(重合)したアミロイドβタンパク質が沈着したものです。

  Vitekらは、アルツハイマー病の患者の脳のアミロイドプラークには、終末糖化産物(AGE)が、同年齢の健康な人の脳のアミロイドプラークよりも約3倍多く含まれていることを見いだしました。また、アミロイドβタンパク質の凝集速度は、ブドウ糖の添加、または糖化(AGE化)したアミロイドβタンパク質の添加によって著しく促進されました。ブドウ糖によるアミロイドβタンパク質の凝集の促進は、タンパク糖化抑制剤のアミノグアニジンの添加によって完全に抑制されました(Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 1994; 91: 4766-4770)。

  Smithらは、アルツハイマー病の患者の脳の神経原繊維変化とアミロイドプラークに、終末糖化産物(AGE)が含まれていることをみいだしました。一方、その脳組織で異常が見られない部分では終末糖化産物(AGE)はほとんどみられませんでした(Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 1994; 91: 5710-5714)。

  アミロイドβタンパク質は、神経細胞に作用し活性酸素を発生し、また、ミクログリア*3を活性化し、神経細胞に障害を与えます。Yanらは、アミロイドβタンパク質のこれらの作用は、神経細胞の表面にあるAGE受容体(終末糖化産物に対する受容体)にアミロイドβタンパク質が結合することで起こることを示しました(Nature, 1996; 382: 685-691; Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 1997; 94: 5296-5301)。

*1 神経原繊維変化:アルツハイマー病患者の、大脳の神経細胞の中にみられる繊維状のものをいいます。正常な老人の脳でも、海馬(記憶に関係するといわれています)近辺に限ってみられることが多いですが、アルツハイマー病では大脳新皮質にまでみられます。その構造は、平行に走る多数の枝分かれしない繊維からできています。

*2 老人斑(アミロイドプラーク):主にアミロイドというタンパク質性の繊維が重合したものが脳の神経細胞の外に沈着したものです。アミロイドの主要成分はアミロイドβタンパク質で、39~43個のアミノ酸が結合したペプチドです。

*3 ミクログリア:小膠細胞ともよばれます。中枢神経(脳)に認められる細胞で、血液細胞のマクロファージと酷似しています。つまり脳のマクロファージといえます。その働きはマクロファージと同様に、脳内に生じた異物を除去したり、免疫反応にかかわったり、中枢神経の損傷修復などに関与します。

 

③アルギニンはタンパク糖化を強力に抑制します

  データは、糖尿病合併症のサブページに記載してあります。ご参照下さい。 

 

④アルギニンは認知症患者の知能機能および一般症状を改善しました

  Ohtsukaら(北海道大学医学部)は、一酸化窒素(NO)が学習と記憶の神経伝達物質として機能していること、組織のNOとアルギニン濃度が加齢(老化)によって減少すること、学習や記憶力の低下などの老化性障害は活性酸素の生成増加が原因かもしれないこと、血液中の過酸化脂質(脂質に活性酸素が反応して生成)の濃度はアルギニン投与によって減少することなどから、アルギニンが老人の学習や記憶の改善に有用ではないかと考えました。

  認知症の患者(脳血管性疾患)16人(平均年齢79歳)は、アルギニン(1日1.6g)を3ヶ月間経口投与されました。患者は、アルギニン投与前、投与開始3ヵ月後および6ヵ月後に知能の機能をみるために、長谷川式痴呆スケール(改訂版)を用いて検査されました。満点は30点で、20点未満が認知症と考えられます。血液中(血清中)の過酸化脂質の濃度も測定されました。その結果、アルギニン投与開始3ヵ月後の患者の血清中の過酸化脂質の濃度は有意に低下しました。投与終了3ヶ月後にはその濃度は増加しました。アルギニン投与後の患者全員の知能の機能は改善しました(平均スコアーは16から23へ有意に改善)。しかし、投与終了3ヵ月後にはスコアーは元に戻りました(平均スコアーは17)。一般症状の改善としては、アルギニン投与によって患者の表情はより豊かになり、反応もより早くなりました。副作用は特に認められませんでした。これらの知能機能改善作用は、アルギニン投与によりNOの生成が増加し、学習や記憶が促進されたこと、脳の血流の増加および活性酸素が減少したことによると考えられました(Am. J. Med., 2000; 108: 439)。

 

                                   (2020年1月8日記)

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