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・アルギニンは、お肌のみずみずしさを保ち、乾燥や肌荒れからお肌を守ります。アルギニンは、自然保湿因子(NMF)としての働きと、尿素生成効果のダブル効果で、強い保湿効果と乾燥肌改善効果を示します(下図を参照ください)。
・アルギニンは、成長ホルモンの分泌を促してコラーゲンの生成を促進し、しわやたるみを防ぎ、プリプリ張りのある美肌にすることが期待できます。アルギニンは、最も確実で強い成長ホルモン分泌促進作用を示すと考えられます(下図を参照ください)。
・アルギニンは、糖化抑制効果によって、コラーゲンの老化を防ぎ、しわやたるみ、しみなどからお肌を守ることが期待できます(下図を参照ください)。
・アルギニンはお肌の血流を増やして、顔色の悪さや肌や唇のくすみを改善し、肌をピンク色にすることが期待できます(下図を参照ください)。
・このように、アルギニンは、美肌成分といわれるものの中で、最もマルチな作用で最強!?の美肌効果を示すことが期待できます。
・アルギニンは、お肌でお悩みの方におすすめします。アルギニンはアミノ酸で、体に必須の成分のため、安全性に問題はなく、安心して用いることができます。実際数多くの臨床試験でアルギニンによると考えられる副作用はほとんどありませんでした。
【図の説明】
アルギニンは、自然保湿因子(NMF)としての働きと、尿素生成効果のダブル効果で、強い保湿効果を示し、乾燥肌や肌荒れを改善します。
アルギニンは、成長ホルモンの分泌を促進して、コラーゲンの生成を促進し、しわやたるみを防ぎ、プリプリ張りのある美肌にすることが期待できます。
アルギニンは、糖化抑制作用によって、コラーゲンの老化を防ぎ、しわやたるみ、しみなどを防ぐことが期待できます。
アルギニンは、肌(皮膚)の血流を増やして、顔色の悪さや肌や唇のくすみを改善することが期待できます。
これらの働きで、アルギニンは、強力な肌の若返り効果や美肌効果を示すことが期待できます。
このように、アルギニンは、画期的な肌の若返り、美肌成分になることが期待できます。
❝アルギニンは美肌に良いことが期待される超美肌アミノ酸です❞
2-1)アルギニンは強力な保湿効果を示し、しっとり、みずみずしい美肌をつくります!
赤ちゃんのしっとりプリプリした肌は女性の肌の理想です。しかし、お肌は年とともにかさかさ、ゴワゴワになっていきます。このお肌のしっとり感は皮膚の水分量と密接な関係があります。皮膚は、角層といわれる最上層に常に10~20%の水分を含み、皮膚を乾燥から保護しています。この角層に含まれる水分が10%以下になると、皮膚はかさかさしてひび割れてきます。これがドライスキンと呼ばれる状態です。この角層に水分を保持しているのが天然のうるおい成分といわれているNMF(自然保湿因子)です。そのため、加齢(老化)、体質、アトピー性皮膚炎、急激な温度変化、乾燥、紫外線による炎症、無理なダイエットや偏食による栄養不足、体調不良などによってNMFがたりなくなると、皮膚の水分は少なくなり、肌が荒れたり、かさかさ肌になったりします。実際、乾燥肌や肌荒れしやすい人は、健康な肌の人に比べNMFが少なくなり、角層水分量が低下することが知られています(文献1、2、3)。
この皮膚の水分を保持してお肌をしっとりさせるNMFは何からできているのでしょうか。NMFの成分は約50%のアミノ酸類、約10%の尿素、約20%の無機塩などからなっています。特にアミノ酸類と尿素の働きが大変重要です。アミノ酸類の中でもアルギニンは水と結合する手を他のアミノ酸より多く持っていると考えられますので、特に保湿効果に優れており、化粧品の保湿剤としても使われています。尿素は強力な保湿効果や皮膚の荒れを改善する効果がありますが(文献4)、この尿素はアルギナーゼという酵素によってアルギニンからつくられます(文献5a)。そのためアルギニンはそのものによる保湿効果と共に、アルギニンが皮膚でアルギナーゼによって尿素になって示される効果のダブル効果によって、他のアミノ酸よりも特に優れた保湿効果や肌荒れを防ぐ効果を示すことが期待できます(文献1、2、3、4)。実際、アルギニンは皮膚への4週間の適用によって、老化による乾燥肌の人やアトピー性皮膚炎の人において、正常な皮膚に比べ半分程度まで低下した角質層における尿素の濃度をほぼ正常レベルまで増加させ、皮膚からの水分の蒸散(TEWL、経表皮水分蒸散量)をほぼ正常レベルまで減少させ、皮膚の水分をほぼ正常レベルまで増加させ、乾燥肌を顕著に改善しました(文献5b)。このように、アルギニンによる保湿作用や乾燥肌の改善作用には、アルギニンそのものによるNMFとしての働きと、尿素濃度の増加による保湿作用の増強の両作用が関係しているものと考えられます。
アルギニンは、皮膚の保湿剤として使用される場合、化粧品として外から補われるのが一般的ですが、サプリメントとして摂取することによって体の中からしっとりうるおいのある肌をつくることが期待できます。
このように、しっとりうるおいのある肌を保つため、乾燥肌や肌荒れを防ぐため、アルギニンは大変おすすめです。
2-2)肌の老化(きめの低下、しみ、くすみ、しわ、たるみの増加、はり、弾力の低下など)の予防・改善が期待できるアルギニン!
肌の老化は見た目年齢に大きく関わってきますので、特に女性においてはその予防や改善は美容上の最大の関心事といえます。肌の老化と関係した見た目年齢の低下には、きめの低下、しみやくすみの増加、しわやたるみの増加、はりや弾力の低下などがあります。ではこのような肌の老化はどうして起こるのでしょうか。
肌の老化の主な原因として、日光、活性酸素、糖化、ホルモンレベルの低下、皮膚血流の低下などが考えられていますが、これらの因子の作用を加齢が促進します。それが加齢に伴って肌の老化が急激に進む理由となっています(文献1、6)。
私たちの皮膚は、繰り返し日光に曝され続けると、しみ(老人性色素斑)やしわなどが形成されてきます。この現象は特に中年以降に顕著に現れます。
皮膚は、一番外側の表皮と、その内側にある真皮、および最下層の皮下組織の3層からなっていますが、日光、特に紫外線は、表皮にある表皮細胞や真皮の繊維芽細胞などの遺伝子(DNA)や生体成分(タンパク質、脂質など)を直接的に、あるいは活性酸素を発生させて損傷します。これらの損傷DNAや生体成分に対して、私たちの体は除去、修復する能力を持っているので、すぐに肌が老化するわけでもないし、皮膚がんになるわけでもありません。しかしながら、これらの修復能は、加齢によって低下することが明らかにされており、これが加齢による肌の老化の促進につながります。
しみ(老人性色素斑)は中年以降に、顔や手の甲、腕の外側や背中など日光によくあたる部位にできる、ほぼ円形のしみです。大きさはさまざまで、薄茶色~茶色で境界は明瞭です。老人性色素斑の主な原因は紫外線です。皮膚に紫外線が当たると、紫外線から皮膚の細胞を守るためにメラニンという黒い色素が生成されます。通常、メラニンは肌のターンオーバー(皮膚の表皮組織の新陳代謝)によって排出されます。しかし、紫外線をたくさん浴びてメラニンが過剰に生成されると、排出が追いつかず蓄積し、蓄積したメラニンがしみになってしまいます。また、加齢によりターンオーバーが遅くなると、やはりメラニンの排出が追いつかなくなり、しみとなってしまいます。日光によるしみの予防は、若いころから、できるだけ皮膚を日光にさらさないようにします。これは皮膚がんの予防にもなります。
しわは、大きく、目尻や眉間などに生じる線状じわ、頬や首などで比較的深い溝が互いに交差してひし形や三角形に見える図形じわ、大腿、腹部などの弛緩した皮膚にできる細かなひだ状のちりめん(縮緬)じわの三つに分けられます。小じわの明確な定義はありませんが、線状じわの中でも目の周囲に現れる比較的溝が浅くて目立ちにくいしわや縮緬じわは、一般に小じわと考えられています。表情の変化に伴って皮膚が折り畳まれる部位(目尻など)で一時的に生じるしわは表情じわとよばれることもあります。一般に光老化はおもに顔面や首など日常的に外的な影響を受けやすい部分で生じ、前述の線状じわや図形じわのような比較的深いしわの形成に寄与すると考えられています。
日光に長期間暴露された皮膚では、深くて明確なしわが観察されることはよく知られています。このように、日光、特に紫外線はしわの大きな原因となります。紫外線は皮膚中に活性酸素を発生させ、炎症を引き起こしたり、種々の分解酵素(コラーゲン分解酵素など)を誘導することにより、コラーゲン線維などを分解し、破壊します。また紫外線は、皮膚の細胞内のDNAを損傷します。一方、私たちの皮膚(細胞)は自身でこれを修復する機能を有していますが、修復しきれない部分が残ったり、加齢によってこれら修復機能が低下したりして、コラーゲン繊維などの変性・崩壊が進み、しわが形成されていくものと考えられます。日光によるしわの予防は、しみとおなじく、若いころから、できるだけ皮膚を日光にさらさないようにします。
皮膚は常に活性酸素による障害にさらされています。紫外線が表皮または真皮線維芽細胞中に活性酸素を産生させることが知られています。またある種の化学物質や生体内の細胞代謝によっても活性酸素は誘導されます。これらの活性酸素はDNAの損傷、細胞膜などの脂質の過酸化、コラーゲン線維やエラスチン線維の架橋によるタンパク変性、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)などの抗酸化酵素の不活化などを引き起こし、紫外線による活性酸素の作用と同様な経路で、皮膚炎の増強、しみ・しわの促進、皮膚がんの促進など種々の皮膚疾患や皮膚老化促進などに重要な役割を果たしていると考えられます。皮膚には、紫外線などによる活性酸素の障害を防ぐため、種々の抗酸化因子(SODやカタラーゼなどの抗酸化酵素やビタミンC、ビタミンEやグルタチオンなどの抗酸化物質)が存在しており、その分布は表皮の外方ほど多くなっています。ところが、これらの抗酸化因子は加齢によって減少し、皮膚における活性酸素レベルが上昇するため、結果的にしわなどの皮膚老化が進むものと考えられます。活性酸素による皮膚老化の予防は、できるだけ日光に当たるのを避けるとともに、抗酸化物質(ビタミンC、ビタミンE、グルタチオンなど)を補給します。
皮膚の老化の原因に関して、糖化は光老化の次に大きな原因となります。従って、日光を極力避けても糖化によって皮膚は老化します。また、糖化物(AGE)は加齢とともに蓄積していきますので、糖化を抑制しない限り皮膚の老化は起こります。日光が当たらない場所の皮膚でも、加齢によってはりや弾力の低下、しわ、たるみ、しみなどが生じますが、その大きな原因として糖化が考えられています。さらに、糖化は日光による皮膚の老化を促進します。
糖化は、肌のきめの低下、しみ、くすみの増加、しわ、たるみの増加、はり、弾力の低下などの原因となります。糖化反応では、ブドウ糖や果糖などの還元糖が、タンパク質と化学的に(非酵素的に)結合して糖化タンパクが生成します。反応が進むと、糖化最終生成物(AGE)が形成され、組織に沈着します。一方、AGEはRAGEと呼ばれる受容体に結合して、皮膚や他の組織に炎症を引き起こします。糖化反応は、還元糖とタンパク質の間だけに起こるものではなく、活性なカルボニル基(アルデヒドやケトン)を有する化学物質や生体物質の代謝物等(アルコールの代謝物であるアセトアルデヒド、脂質の酸化代謝物であるアルデヒドなど)とタンパク質の反応の場合も含まれます。また、アミノ基を有する核酸、脂質(アミノ脂質)、糖(アミノ糖)などと活性カルボニル化合物との間でも起こります。核酸が糖化された場合遺伝子の異常が生じ、脂質や糖などが糖化されたときはそれらの働きが阻害されたり細胞障害が生じます。
表皮最外層の角層にAGEが蓄積しますと、肌のきめが低下します。角層AGEの蓄積量は、加齢とともに増加しますので、これが加齢による肌のきめの低下と関連します。
一方、AGEがしみやくすみの原因になることが知られています。皮膚の糖化は皮膚全体に起こります。AGEが表皮最外層の角層に蓄積すると黄色化し、皮膚の透明感を低下させます。また、角層の糖化によって保水能が低下し、乾燥肌の原因となります。同様に、真皮にAGEが蓄積しますと、皮膚の黄色化の原因になります。実験的に、タンパク質を糖化させますと、タンパク質は黄褐色に変色しますので、これが皮膚AGE化による皮膚の黄色化~褐色化の原因となります。
皮膚において、コラーゲンやエラスチンなどの弾性繊維が糖化されると、皮膚は硬くなり、皮膚弾力性を弱め、はりや弾力の低下を引き起こし、しわやたるみの形成に関与します。皮膚弾力性はAGE沈着量の増加と共に低下します。また、紫外線や活性酸素はAGEの生成を促進し、しわやたるみの形成が促進されます。一方、皮膚の光老化は、AGEの沈着により著明に促進されます。皮膚に沈着したAGEは、加齢に伴って増加することが日本人女性において明らかにされています。
糖化は、最初、糖尿病合併症の原因として注目されました。その後、糖化は、様々な老化や老化病を引き起こすことが明らかにされてきました。例えば、糖尿病合併症(腎症、網膜症、神経症、動脈硬化症など)、皮膚老化、認知症(アルツハイマー病)、高血圧、動脈硬化症(脳梗塞、脳出血、狭心症、心筋梗塞、閉塞性動脈硬化症など)、骨粗鬆症、歯周病、白内障、更年期障害、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)、腎臓病、変形性関節症、がんなどの発症・進展に関与していることが明らかにされてきました(文献11)。糖化の怖いところは、糖化物(AGE)が蓄積し続けることです。また、現在この蓄積を止めたり減らしたりする有効な薬がないことです。さらに、AGEは体内でできるだけでなく、食物中にも大量に含まれており、それを私たちは毎日食べています(文献11)。アミノグアニジンは最初に開発された糖化抑制剤で、臨床試験において糖尿病合併症に対する有用性が示唆されましたが、安全性の問題でいまだ実用化されていません。アルギニンは、アミノグアニジンより強力な糖化抑制作用を示し(文献13)、糖尿病における腎の糖化を抑制し、腎症を改善しました(詳しくはこちらのページをご参照下さい⇒「アルギニンは糖尿病合併症を予防・改善します!」)。アルギニンは、生体に必須のアミノ酸で、安全性の心配はほとんどありません。これらのことから、アルギニンは、糖化抑制剤として極めて有用な成分と考えられます。
アルギニンの皮膚における糖化抑制作用が臨床試験で検討されました(文献14)。被験者は糖尿病の患者が選ばれました。糖尿病患者では血糖値が高いため、糖尿病でない人に比べ、皮膚コラーゲンの糖化が数倍増加し(文献15)、皮膚の弾力性も低下します(文献10)。試験は、プラセボ対照の盲検クロスオーバー試験で行われました。摂取期間は3ヶ月で、アルギニンの摂取量は1日2gでした。被験者は29名でした。その結果、アルギニン3ヶ月摂取群で、皮膚の糖化物の量は摂取前に比べ55%低下しました。このことから、比較的低用量のアルギニンの摂取にもかかわらず、アルギニンは皮膚の糖化を強力に抑制(55%抑制)することが示されました。
以上のことから、アルギニンは、皮膚の糖化を抑制することにより、肌のきめの低下、しみ、くすみの増加、しわ、たるみの増加、はり、弾力の低下などの肌や皮膚の老化を強力に抑制することが期待できます。
加齢とともに種々のホルモンレベルの低下が生じますが、それが皮膚の老化の原因になることが知られています。
年を取ると皮膚が薄くなります。角質層が厚くなる一方、表皮と真皮が薄くなって皮脂腺の活動が低下します。これによって、肌のきめが少なくなり、張りや弾力性が減少し、しわが増えてきます。これにはホルモンの減少が大きく関わっています。主な原因は、加齢に伴う成長ホルモンの減少です。成長ホルモンは、タンパク質の合成を司っており、成長期には体のタンパク質をどんどんつくっています。ところが成長期を過ぎると、成長ホルモンの量はどんどん少なくなり、それにつれてタンパク質の生成量も少なくなります。もちろんコラーゲンの生成量も年とともに減少していきますが、この原因として成長ホルモンの減少があると考えられています。成長ホルモンは、10~20代がピークで、その後どんどん減少し、40代で約半分に、80代では20分の1にまで減少してしまいます。そのため、皮膚のコラーゲンの減少を抑えるため、成長ホルモンを増やす試みがなされています。実際、成長ホルモンを増やすことで、皮膚の厚さが増加し、皮膚のコラーゲン量が増え、皮膚の弾力性が増し、しわやたるみが減少し、皮膚のきめに改善がみられました〔アメリカでの臨床試験で、成長ホルモン治療によって、お肌などの10~20歳の若返り効果が報告されています。成長ホルモン療法は実際に人を若返らせる現在唯一の方法といわれています(文献6)〕。
成長ホルモンを増やす方法として、成長ホルモンを直接注射する方法と、成長ホルモンの分泌を促進する成分を摂取する方法があります。成長ホルモンは医薬品で、現在は低身長症の子供や成人成長ホルモン分泌不全症 (重症に限る)にしか使えないので、しわの予防や若返りには使えません(保険適応外であれば可能ですが高額です)。そのため、後者の方法が一般に用いられています。現在、成長ホルモンを最も確実に、そして強力に分泌させるものとしてアルギニンが知られています。アルギニンは、成人、閉経後の女性、高齢者などにおいて成長ホルモンを強力に増やすことが報告されていますので(文献16)、アルギニンの摂取によってコラーゲンの生成量が増え、しわ、たるみ、肌のきめの低下などを予防・改善することが期待できます。実際、アルギニンの摂取によって、ヒドロキシプロリン(コラーゲン合成の指標)が増え、コラーゲンが増加することが臨床試験で報告されています(文献17)。(アルギニンの成長ホルモン分泌促進作用について詳しくはこちらのページをご覧下さい→『アルギニンは成長ホルモンを強力に増やします』)。
赤ちゃんの肌は透明感があり、色もピンクです。皮膚の色は皮膚の血管を流れる血液量に大きく影響されます。若いときは皮膚の血流は十分で、顔色もピンクですが、年を取ってくると、皮膚の血管の働きが悪くなり、血流も減少してきます。こうしたことから、年を取るにつれて肌や唇の色が悪くなり、くすむようになります。
皮膚の血流は皮膚の色だけでなく、皮膚細胞の元気さにも大きな影響を与えます。皮膚血流が良い状態に保たれていると、皮膚細胞は十分な栄養や酸素が供給されるため、ターンオーバー(皮膚の表皮組織の新陳代謝)がスムーズになり、肌のきめが良好に保たれ、メラニンの排出が促進され、皮膚のバリア機能が高まり、肌の色つや、水分保持機能などが維持されます。
一方、皮膚血流の低下は、肌のきめの低下、乾燥肌、むくみ、たるみ、しわ、しみ、顔色の悪さ、目の下のくま(文献18)などの原因となります。また、皮膚血流の改善によって、きめの改善、乾燥肌の改善、むくみ、たるみの改善とそれによるリフトアップ、小顔効果、しわ、しみの改善、顔色の改善、目の下のくまの改善などの効果が期待できます。
皮膚の血流が低下する原因には、生活のリズムの乱れ、紫外線などによる外部環境、ストレス、自律神経のバランスのくずれ、動脈硬化などがあげられます。従って、皮膚の血流を正常に維持したり、改善するには、生活のリズムを改善し、紫外線、ストレスなどをできるだけ避け、動脈硬化などを改善する必要があります。
アルギニンは、生体物質(ホルモンの一種)の一酸化窒素(NO)を生成して、血管を拡張し、動脈硬化を改善しますので、皮膚の血流を増やして、肌のきめを改善し、肌や唇の色を改善してくすみ(目の下のクマを含む)を改善し、メラニンの排出を促進してしみを改善し、乾燥肌を改善し、むくみやたるみを改善し、しわを改善することが期待できます。実際、アルギニンは皮膚の血流を増加させました(文献19)。
◎アルギニンはスーパーマルチな働き(優れた多様な働き)で美肌効果を示すことが期待できます。
◎アルギニンはお肌のみずみずしさを保ち、乾燥や肌荒れからお肌を守ります。アルギニンはアミノ酸の中でも特に強い保湿効果と肌荒れ防止効果を示すと考えられます。
◎アルギニンは、皮膚の糖化を抑制することにより、肌のきめの低下、しみ、くすみの増加、しわ、たるみの増加、はり、弾力の低下などの肌や皮膚の老化を強力に抑制することが期待できます。
◎アルギニンは、成長ホルモンを強力に増やして、コラーゲンの生成を促進し、しわ、たるみ、肌のきめなどを予防・改善することが期待できます。
◎アルギニンは、一酸化窒素(NO)を生成して、血管を拡張し、動脈硬化を改善しますので、皮膚の血流を増やして、肌のきめを改善し、肌や唇の色を改善してくすみ(目の下のクマを含む)を改善し、メラニンの排出を促進してしみを改善し、乾燥肌を改善し、むくみやたるみを改善し、しわを改善することが期待できます
◎このように、アルギニンは、アミノ酸作用、尿素生成作用、糖化抑制作用、成長ホルモン分泌促進作用、血流増加作用などのマルチな働きで、肌保湿作用や肌老化抑制作用〔きめの改善、しみやくすみ(目の下のクマを含む)の減少、しわやたるみの減少、はりや弾力の増加など〕などの美肌効果を示し、肌の若さを保ったり、肌の若返りが期待できます。化粧品成分の中でこのようなスーパーマルチな働きを示すものは初めてと考えられます。
◎経口摂取
アルギニンは、経口摂取後、腸で吸収されて血流にのり、全身に運ばれます。アルギニンは、脳下垂体を刺激し成長ホルモンの分泌を促進します。成長ホルモンは肝臓などに働きかけ、IGF-1(成長因子)を分泌させ、これが肌細胞(繊維芽細胞など)に働きかけて、美肌成分(コラーゲンやうるおい成分など)の生成を促進します。また、全身に運ばれたアルギニンは皮膚に分布し、保湿作用、タンパク糖化抑制作用、血流促進作用などの働きを示します。しかしながら、経口摂取した場合、アルギニンは全身へ分布し、皮膚にだけ分布するわけではありませんので、特に高用量を摂取する場合を除いて、その作用はマイルドで時間がかかると考えられます。このように、アルギニンは経口摂取することによって、体の内側から肌を美しくしたり、肌を若返らせたりすることが期待できますが、その作用はマイルドで作用を示すのに時間がかかると考えられます。。
◎皮膚への直接適用
一方、肌の状態が特に悪い場合(ひどい乾燥肌、アトピー性皮膚炎など)、皮膚へのアルギニン直接適用が考えられますが、通常アミノ酸は皮膚へ適用した場合、皮膚の一番外側にある角層へは分布しますが、角層のバリア能により、それより下層には極めて少量しか分布しません(文献20)。従って、アルギニンの皮膚適用は、角層における異常が原因の肌の老化や異常に効果的と考えられます。実際、アルギニンは、皮膚塗布臨床試験で、老化による乾燥肌の人やアトピー性皮膚炎の人において(角層における水分量が低下します)、皮膚の水分をほぼ正常レベルまで増加させ、乾燥肌を顕著に改善しました(文献5b)。また、アルギニンは、角層の糖化を抑制し、肌のきめの低下、しみ、くすみ、乾燥肌を予防・改善することが期待できます。このように、アルギニンの皮膚適用は、角層へのアルギニンの高濃度分布が可能となりますので、乾燥肌、肌のきめの低下、しみ、くすみなどを強力に予防・改善することが可能になると考えられます。しかしながら、アルギニンの皮膚適用においては、アルギニンは角層より下層には分布しにくいので、全身や真皮層などへの分布が必要な成長ホルモン分泌促進作用、真皮層タンパク質(コラーゲンなど)糖化抑制作用、血流促進作用などによる乾燥肌、肌のきめの低下、しみ、くすみ(目の下のクマを含む)、しわ、たるみ、はりや弾力の低下などの予防・改善は困難と考えられます〔なお、アルギニンの高用量(乾燥肌改善作用の5倍量)を皮膚へ適用したとき、皮膚血流が増加することが報告されています(文献19b)〕。
このように、アルギニンの経口摂取と皮膚適用はそれぞれに一長一短がありますので、目的に応じて使い分けることも良いですが、同時に適用することによって、それぞれの欠点を補いあうことで、より良い効果が期待できます。
経口摂取に関しては、通常、2回程度に分け摂取することをおすすめします(「進化型・次世代型アルギニンサプリメント」を摂取した場合)。肌のきめの低下、しわ、たるみ、はりや弾力の低下などの予防・改善を目的として、成長ホルモンの分泌を特に高めたいときは、成長ホルモンの分泌に合わせて就寝前に飲むこともおすすめです(成長ホルモンは就寝直後に多く分泌されます)。
皮膚適用においては、肌の状態に応じて1日2回から数回程度の使用が良いと考えられます。通常は、朝晩角質を傷めないように優しく洗顔した後使用します。肌の状態が特に悪い場合は1日数回程度使用しても良いと考えられます。
c)使用量
経口摂取の場合、これまでのデータや使用経験等から、肌の老化をしっかり予防・改善し、しっとり、プリプリ透明感のある美肌にするには、1日にアルギニンとして1g程度の摂取(1日1~2回に分けて摂取)が望ましいと考えられます(「進化型・次世代型アルギニンサプリメント」を摂取した場合)。また、特に、肌荒れがひどい人や、しみ、しわ、たるみのひどい人には1日にアルギニン2~3g程度の摂取をおすすめします(「進化型・次世代型アルギニンサプリメント」を摂取した場合)。
皮膚へ適用する場合、目安として2.5%程度の濃度のアルギニン溶液(適当な酸で中和します)を作成して使用するのが良いでしょう。
ビタミンCをお勧めします。ビタミンCはコラーゲンの合成を促進しますので、アルギニン(コラーゲンの老化を抑え、コラーゲンの合成を促進する)と一緒に飲むことでコラーゲンの若返りに相乗効果が期待できます。また、ビタミンCの抗酸化活性はアルギニン〔特に一酸化窒素(NO)作用〕の働きを高めますのでお勧めです。加えてビタミンCはメラニンの生成を抑えますので、アルギニンと一緒に飲むことでより強く肌の黒ずみが抑えられることが期待できます。ビタミンCは1日に少なくとも100mg程度摂取することをお勧めします(「進化型・次世代型アルギニンサプリメント」には、抗酸化剤としてビタミンC、ビタミンE、コエンザイムQ10が含まれています。また、種々のビタミン類やミネラル類が配合されています。これらが総合的に美肌の形成に寄与するものと考えられます)。
これについては『アルギニンサプリメントの正しい選び方』をご覧ください。
味が美味しいので飲み続けてます。風邪を引きにくくなり、また引きはじめに1パック多めに飲むと、下手な風邪薬より即効きます。季節の変わり目の肌荒れがなくなり、乾燥しなくなりました。また、生理不順が整い、生理痛も軽くなったように感じます。
⑦体験記(福井県、女性、60代)
人工甘味料を使ってなくて、体に優しいので使ってます。味も美味しいので続けられます。肌がつるつるになって嬉しいです。
⑧50代女性(千葉県)
太りぎみなのとお肌の衰えが気になっていたので飲み始めました(進化型「スーパーアルギニンサプリメント」)。すごく飲みやすくて美味しいです。特にダイエットはしてませんが飲み始めて3ヶ月位で6㎏やせました(^o^)。今は44㎏を維持してます。食べたいものを食べ飲みたいものを飲んでますが。また冷え性だったのが暑がりになりました。体脂肪が燃えてるな~て実感してます。またまた嬉しいことにお肌に張りが出てつるつるになりました。感謝感謝です。ずっと飲み続けます。
⑨女性(東京都)
アルギニンを飲みだしてから10日ほどになります。首こり、肩こりがやわらぎ、疲れが取れ、朝すっきり起きられるようになり、肌もきれいになって、とても喜んでおります。
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本ホームページにおける「アルギニンの働き」を利用されるにあたり、専門家(医師、看護師、薬剤師)にご相談されることを強くお勧めします(弊社薬剤師または看護師にご気軽にご相談ください。)。
◎本ホームページの目的および引用データについて
本ホームページは、世界的に発表されたアルギニンの最新文献をもとに、アルギニンの最新情報をお届けするものです。そのためそれらのデータに関する最終責任は該文献著者に存在します(引用文献として示してあります)。データに関する疑義は弊社または該文献著者にお問い合わせください。