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①細菌感染症に対するアルギニンの効果
②ウィルス感染症に対するアルギニンの効果
中等症II~重症の新型コロナウィルス感染症の患者において、アルギニンは経口摂取によって、プラセボにくらべ、呼吸補助のレベルを有意に改善しました。本患者において、アルギニンは、プラセボにくらべ、入院期間をほぼ半減しました。本患者において、アルギニンはプラセボに比べ死亡率を低下させました。
●このように、アルギニンは、免疫力を強力に高めることで、細菌感染症、ウィルス感染症、性感染症などほとんどの感染症に防御効果を持つことが期待されますので、これら感染症が心配な方や感染症でお悩みの方にアルギニンをおすすめします。また、アルギニンは傷の治りを早めたり、痔を治します。。アルギニンはアミノ酸で体に必須の体内成分ですので副作用の心配はほとんどないと考えられます。
【図の説明】
「細菌やウィルスによる感染症を防御する免疫機構」については「1)私たちを感染症の恐怖から守る免疫とは」を、「免疫に対するアルギニンの働き」については「2)アルギニンの免疫増強作用」をご参照下さい(図は主に「医療情報科学研究所編、「病気が見える vol. 6 免疫・膠原病・感染症 第2版」(メディックメディア、2019)」より引用しました)。
図2.アルギニンによって期待される新型コロナウィルス感染症の予防、改善効果
【図の説明】
アルギニンは、NK細胞の増殖・活性化、B細胞を増やし抗体産生を促進、T細胞の増殖・活性化、CTL(細胞傷害性T細胞)の活性化、IL-2、 IFNγ (抗ウィルス活性を示す)などの生成促進などの作用を有し、自然免疫と獲得免疫の両方を増強しますので、アルギニンは新型コロナウィルスによる感染を防ぐことが期待できます。
新型コロナウィルス感染症では、アルギニンを分解するアルギナーゼ活性が高まり、アルギニンが減少、枯渇しますので、それによって血管内皮細胞障害が生じ、全身の血管病(微小血管障害、血栓形成など)を引き起こし、血管炎や血栓症、脳梗塞、心筋障害などを生じると考えられています。また、アルギニンの減少、枯渇はT細胞の減少、機能不全を引き起こし、炎症性サイトカイン(IL-1、IL-6、TNFーαなど)を増加させサイトカインストームを生じ、急性呼吸促迫症候群(ARDS)などを引き起こすものと考えられます。これらが本感染症の重症化を引き起こし、ついには死に至るものと考えられます。アルギニンは、アルギニンの体内濃度を高め、血管内皮細胞障害を改善し、T細胞を増殖、活性化しますので本感染症における重症化や死亡に対しそれを防いだり改善することが期待できます。実際、アルギニンは、本感染症の中等症IIから重症の患者において、呼吸機能を改善し、入院期間をほぼ半減し、死亡率を低下させました。
次に、リンパ球に対するアルギニンの効果を調べました。アルギニン群ではプラセボ群に比べ、CD3リンパ球(T細胞)が有意に増加していました。また、CD4リンパ球(血液中に流れている白血球の一種で、感染症から体を守る働き(免疫)の中心的役割をしている細胞です。HIVはCD4リンパ球に感染して破壊し免疫を抑制します)は、プラセボ群に比べアルギニン群で有意に増加していました。
このように、アルギニンは、免疫系を強化し気道感染症を防ぎました。
(9)アルギニンは、ヘルペスウィルスの増殖を抑制し、動物モデルにおいてヘルペスウィルス感染症を抑制しました
①NAITOらは、アルギニンが単純ヘルペスウィルスの増殖を直接抑制することを示しました(T Naito, H Irie, K Tsujimoto, K Ikeda, T Arakawa, and AH Koyama. Antiviral effect of arginine against herpes simplex virus type 1. Int. J. Mol. Med. (2009), 23, 495-499)
単純ヘルペスウィルス(herpes simplex virus type 1 (HSV-1))(注1)を細胞(HEp-2細胞)に感染させ、in vitro(試験管内)でウィルスの増殖に対するアルギニンの影響を調べました(注2)。アルギニンは8mM付近からウィルスの増殖を抑制し、その増殖は25、35、50mM付近でそれぞれ1/10、1/100、1/1000に低下しました。
同様に、アルギニンは他のウィルス(インフルエンザウィルス、ポリオウィルスなど)の増殖も抑制しました。
注1:単純ヘルペスウィルスには1型(HSV-1)と2型(HSV-2)の2種類があります。HSV-1は主として口唇ヘルペス、ヘルペス口内炎、角膜炎の原因となります。HSV-2は主として性的接触などによって感染し陰部ヘルペスの原因となります。
注2:ウィルスは単独では増殖できないので、試験管内でウィルスの増殖を測定するためにウィルスを特定の細胞に感染させます。
②動物モデルを用いてアルギニンの抗ヘルペス作用が検討されました(Ikeda et al., Arginine inactivates human herpesvirus 2 and inhibits genital herpesvirus infection. Int J Mol Med. 30, 1307 (2012). ; Ohtake et al., Arginine as a synergistic virucidal agent, Molecules, 15, 1408 (2010))
HSV-2によるマウス性器(膣)感染症モデルにおいて、アルギニンの外用(膣内適用)は顕著な効果を示しました。その効果は抗ウィルス薬であるアシクロビルより効果的でした。また、HSV-1によるウサギ角膜感染モデルにおいて、アルギニンの外用は感染の発生を抑制しました。
【考察】
アルギニンに関するいくつかの安全性情報サイトでは、『ヘルペスウイルスは増殖の際にアルギニンを必要とすることが示唆されていることから、理論的には、ヘルペスの感染症を悪化させる可能性がある』とされています(例えば、国立健康・栄養研究所の「健康食品」の安全性・有効性情報の『アルギニン』の項を参照ください)。
Beckerらの文献(Y. BECKER, U. OLSHEVSKY AND JULIA LEVITT. The Role of Arginine in the Replication of Herpes Simplex Virus. J. gen. Virol. (1967), 1, 471-478)によりますと、アルギニンは、①単純ヘルペスウィルスの増殖には必須の成分であること、②培養液からアルギニンを除くとウィルスの増殖は抑制されましたが、それにアルギニンを加えるとウィルスの増殖は促進されること、③培養液の中のアルギニンの濃度が高くなるとウィルスの増殖は促進されましたが、ほぼ0.105mMでウィルスの増殖は最大になり、それ以上アルギニンの濃度を高くしても増殖は促進されなかったこと、などが示されています。
また、MIKAMIらは(T. MIKAMI, M. ONUMA AND T. T. A. HAYASHI. Requirement of Arginine for the Replication of Marek's Disease Herpes Virus. J. gen. Virol. (1974), 22, 115-128)、多くのアミノ酸がヘルペスウィルスの増殖に必要であり、その不足によってウィルスの増殖が抑制されたが、特にアルギニン、イソロイシン、チロシンの不足によってその増殖が強く抑制されたことを示しました。アルギニンについては、アルギニンが不足しているとき、ヘルペスウィルスの増殖は強く抑制されましたが、アルギニンを加えていくと増殖は促進され、アルギニンが0.06mMでほぼピークになりました。一方、6mM以上のアルギニンの濃度ではヘルペスウィルスの増殖は抑制されるように見えました。
これらの結果と、上記のNaitoらの結果を併せて考えると、ヘルペスウィルスにとって、アルギニンや他のアミノ酸は、ウィルスが増殖するのに必要な栄養成分の一つと考えられます。そして、それが不足すると増殖は抑制され、これにアルギニン(や他のアミノ酸も)を補充すると増殖が促進されます。これは他の生物一般と同じです。他の生物でもアルギニンなどアミノ酸が不足すると成長が抑制されるどころか生命さえも脅かされることになります(生命の根源のタンパク質が作られなくなるため)。また、アルギニンなどのアミノ酸を補充すると成長が促進され、また生命が正常に維持されることになります。
アルギニンについては、ヘルペスウィルスの増殖に最も適した濃度は0.06~0.105mM付近です。そして、それより高濃度(8mM付近から)では逆に増殖は抑制されるようになり、25、35、50mM付近でそれぞれウィルスの増殖は1/10、1/100、1/1000まで低下しました。
では、人ではアルギニンはヘルペスウィルス感染にどう影響するでしょうか。ヘルペスウィルスの増殖にはアルギニンは必須ですが、上に示したようにその増殖はアルギニンの濃度が0.06~0.105mM付近でピークになります。一方、人の体の中(血液中や細胞中)でアルギニンの濃度は通常0.1~0.8mMとされ(O. Eremin, L-Arginine: Biological aspects and clinical application, Chapman &Hall, New York, 1997)、この濃度はすでにヘルペスウィルスの増殖にとって最適の濃度となっています。では、アルギニンの摂取などによってアルギニンの体内濃度がより高くなったときはどうなるでしょうか。その時は、上記のデータから考えますと、ヘルペスウィルスの増殖は影響されないか、逆に抑制される(10倍以上高くなったとき)と考えられます。実際、アルギニンは動物モデルにおいてヘルペス感染症を抑制しました(上記文献②)。
一方、アルギニンは免疫力を高めてウィルス(風邪ウィルス、インフルエンザウィルスなど)の感染を抑制することが知られています(Minerva. Pediatr, 1997; 49: 537-542)ので、ヘルペスウィルスについてもアルギニンは免疫系を介してその感染・増殖を抑制する可能性が高いと考えられます。
以上のことから、人において、アルギニンを摂取することによって、『(アルギニンに関するいくつかの安全性情報サイトでいわれているような)アルギニンがヘルペスの感染症を悪化させる可能性』はほとんど無く、逆に免疫力を高めて、またアルギニンの直接作用によって、ヘルペスウィルスの感染・増殖を抑制する可能性が高いと考えられます。
臨床的あるいは非臨床的知見は、血管内皮細胞が新型コロナウィルス感染症の鍵となる標的であり、本感染症は内皮障害による多臓器にわたる全身の血管病と考えられることを示しています。また、本感染症、特に重症例においては、アルギニンを分解するアルギナーゼ活性の上昇に伴う血漿アルギニンレベルの減少が報告されています。アルギニンは、内皮機能に有用な効果を示すことが知られているために、彼らはアルギニンの投与が本感染症の改善に有用ではないかと考えました。
【研究デザインと参加者】
本研究は、プラセボ対照の二重盲検比較試験で行われました。対象の患者は、入院中、男女、18歳以上、新型コロナウィルスに対するRT-PCR陽性でした。この中から、次の選択基準でスクリーニングしました。
選択基準
・胸部画像にて肺炎
・酸素飽和度≦93%(中等症II~重症に相当)
・PaO2/FiO2≦300(PaO2:動脈血酸素分圧、FiO2:吸入中酸素濃度)
・リンパ球減少症(リンパ球<1500/μLまたは白血球の<20%)
除外基準(省略)(興味のある方は論文を参照ください)
【方法】
患者は2群に分けられました(アルギニン群45名、プラセボ群45名)。アルギニン群には1.66gのアルギニンを1日2回入院期間中経口摂取させました。プラセボ群には同様にプラセボを摂取させました。呼吸補助は次のように定義されました(重症度の高いものから低いものへ、NIV(非侵襲的換気療法)→CPAP(持続陽圧呼吸療法)→HFNC(高流量鼻カニュラ酸素療法)→LTOT(長期酸素療法))。
【研究の目的】
主要評価項目は呼吸補助におけるレベルの低下(すなわち、より軽症レベルへの移行:NIV→CPAP→HFNC→LTOT→室内気)(ランダム化後10日目と20日目に評価)。
二次評価項目は、入院期間の長さ、リンパ球数の正常化への期間、RT-PCR陰性化への期間です。
【結果】
参加者は、症状発現後、平均7.8日で治療を受けました。すべての参加者は酸素吸入を受けていました。参加者の年齢は平均57~66歳でした。合併症は高血圧(31~42%)、冠動脈疾患(11~18%)、肥満(9~11%)、糖尿病(9~11%)でした。症状は、無力症(91~93%)、呼吸困難(96%)、咳(29~33%)、発熱(73~76%)、喀痰(2~9%)でした。PaO2/FiO2は155~162でした。併用薬は、レムデシビル(24~31%)、低分子量ヘパリン(91~93%)、ステロイド(100%)でした。
主要評価項目である呼吸補助のランダム化後(治療開始後)10日目の軽減移行率は、アルギニン群で71.1%で、プラセボ群で44.4%であり、アルギニン群で有意に軽減移行率が高くなりました(p<0.01)。一方、20日目の評価では、アルギニン群とプラセボ群で有意な差はみられませんでした。
一方、PaO2/FiO2比は10日目の評価では、アルギニン群228.3、プラセボ群186.4で、アルギニン群で有意に改善していました(p=0.02)。しかし、20日目の評価では有意な差は認められませんでした。
二次評価項目については、アルギニン群における退院までの期間は、プラセボ群に比べ、ほぼ半分まで有意に短縮されました(中央値:アルギニン群25日、プラセボ群46日)(p<0.001)。(なお、アルギニン群においては入院後30日目ごろまでにほぼ全員が退院しました。一方、プラセボ群では全員退院するには60日かかりました)。
一方、リンパ球数の正常化速度およびRT-PCR陰性化までの期間は両群間で有意差は見られませんでした。
試験期間中(20日後まで)の死亡者は、プラセボ群で3名(6.7%)で、アルギニン群で0名(0%)でした。また、ランダム化後試験開始前の患者も含めると(これらの患者は試験には参加していませんでした)、死亡者は、プラセボ群で計11名(20.8%)、アルギニン群で計3名(6.3%)でした(p=0.035)。
重篤な副作用は、プラセボ群で3件(縦隔気腫、膵炎、肺血栓塞栓症)、アルギニン群で1件(気胸)に見られましたが、医師によって本試験とは関連性はないと考えられました。
【考察】
重症の患者を含む新型コロナウィルス感染症(CVID-19)のランダム化臨床試験において、標準治療+アルギニン経口摂取は、標準治療のみ(標準治療+プラセボ)の場合に比べ、呼吸補助に対する必要性を大幅に改善し、入院期間を大幅に減少させ、死亡率も低下させるという、極めて優れた結果を示しました。なお、アルギニンによると考えられる重篤な副作用はありませんでした。アルギニンの安全性は種々の研究によって既に確認されています。なお、ランダム化後(治療開始後)10日目の評価では呼吸補助の軽減移行率がアルギニン群で有意に改善したのに、20日後の評価では有意差が見られなかったのは、アルギニン群では20日目ごろまでに改善した患者はどんどん退院していったために、より少数の重症の患者のみが残っていたためと考えられました。
一方、リンパ球減少症の正常化への期間およびRT-PCR陰性化までの期間には、アルギニンによる有意な改善はありませんでした。これは、アルギニン摂取までに症状発現から平均7.8日経過していること、すべての患者が酸素吸入療法を受けていることなどから、アルギニンの摂取開始が遅すぎた可能性が考えられます。新型コロナウィルス感染症においては、発症後数日はウィルス増殖が、そして発症後7日前後からは宿主免疫による炎症反応が主病態であるために(「COVID-19に対する薬物治療の考え方 第8版」(2021年7月31日)、日本感染症学会)、アルギニンの抗ウィルス作用を見るためには発症初期あるいは予防的に投与する必要があると考えられます。
アルギニンの、重症新型コロナウィルス感染症の改善作用のメカニズムに関しては以下のように考えられます。
重篤な新型コロナウィルス感染症患者において骨髄由来抑制細胞(MDSC)が増加します。それによってアルギナーゼの産生が促進されます。増加したアルギナーゼはアルギニンを分解し全身のアルギニンを減少、枯渇させます。アルギニンは、血管内皮細胞をコントロールして血管の正常化を維持し、また、T細胞の増殖や活性化を促進しますので、その減少や枯渇は内皮細胞を障害し、T細胞を減少させます。内皮障害は全身の血管病(微小血管障害、血栓形成など)を引き起こし、血管炎や血栓症、脳梗塞、心筋障害などを生じます。一方、T細胞の減少は、T細胞の機能不全を引き起こし、炎症性サイトカイン(IL-1、IL-6、TNF-αなど)を増加させサイトカインストームを引き起こすと考えられます。このサイトカインストームがCOVID-19における急性呼吸促迫症候群(ARDS)などを引き起こしていると考えられます。
アルギニンは、内皮障害を改善します。アルギニンは、T細胞を増殖、活性化します。アルギニンは、敗血症モデルの肺において顕著に増加した炎症性サイトカイン(IL-1、IL-6、TNF-α)レベルを有意に抑制しました。一方、抗炎症性サイトカイン(IL-10、TGF-β1)レベルは有意に増加させました。また、肺の組織学的検査において、敗血症モデルに見られた、中隔スペースの肥厚、肺胞構造の破壊、好中球浸潤、浮腫、充血、うっ血、肺胞内出血、点在した肺実質片などの炎症性障害は、アルギニンの投与によって顕著に軽減していました。このように、アルギニンは、その内皮障害改善作用と、T細胞の増殖、活性化作用によるサイトカインストームの抑制によって、重症の新型コロナウィルス感染症を改善し、呼吸機能の改善、入院期間の短縮、死亡率の減少などを引き起こしたものと考えられました。
【アルギニンを新型コロナウィルス感染症対策に使用する場合のメリットとデメリット】
◎メリット
・アルギニンは、新型コロナウィルスに感染した早期に摂取することによって、重症化を防ぎ、退院が大幅に早まり、死亡を防ぐことが期待できます。
・アルギニンの、中等症II~重症の新型コロナウィルス感染症に対する改善効果は、現在開発中の薬剤に比べても、同等以上の効果があるのではないかと考えられます(「COVID-19に対する薬物治療の考え方 第8版」(2021年7月31日)、日本感染症学会)。
・経口摂取できます。
・医薬品ではないので安いし、すぐに誰でも入手できます。
・アミノ酸ですので安全性に問題はありません。
・かなり明確に効果が期待できます。
・使いやすいので、かなり早期から、あるいは予防的に使用できます。
◎デメリット(または今後の課題)
・アルギニンの抗ウィルス活性を調べるために、予防的、あるいは早期投与の試験が必要です。
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本ホームページにおける「アルギニンの働き」を利用されるにあたり、専門家(医師、看護師、薬剤師)にご相談されることを強くお勧めします(弊社薬剤師または看護師にご気軽にご相談ください。)。
◎本ホームページの目的および引用データについて
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