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、【図の説明】
アルギニンは、男性において、精子数を増やし、精子を活動的にするのに必要な生体必須成分です。従って、アルギニンの不足は不妊の原因になります。不妊症の男性にアルギニンを摂取させると、精子数が増え、精子の運動性が高まり、不妊症が改善され、パートナーの女性の妊娠が確認されました。
アルギニンはEDを改善しますので、EDが原因の不妊を改善することが期待できます。
不妊治療中(体外受精)(妊娠しにくい)の女性がアルギニンを摂取すると、卵母細胞および胚が増加し、妊娠が促進されました。
このように、アルギニンは、不妊治療以外に効果的な方法がない、男性と女性の不妊症を改善しました。
不妊治療中(体外受精)(妊娠しにくい)の女性がアルギニンを摂取すると卵母細胞および胚が増加し、妊娠が促進されました。
1)不妊症とは
不妊症とは、生殖年齢の男女が妊娠を希望し、ある一定期間(一般的には2年以上)、性生活を行っているにもかかわらず、妊娠しない場合をいいます。不妊の原因が女性側にある場合を女性不妊症といいます。不妊の原因は男女が半々といわれています。
2)女性不妊症について
(1)女性不妊症の原因
女性の不妊の原因として主に次の5つが考えられています。①ホルモン分泌の異常(排卵障害)、②卵管・腹膜の異常(卵管性不妊)、③子宮の異常(子宮性不妊)、④膣・頸管の異常、⑤子宮内膜症。
(2)女性不妊症の治療
①ホルモン分泌の異常(排卵障害)の場合
ホルモン剤などによる排卵誘発法が行われます。
②卵管、腹膜の異常(卵管性不妊)の場合
卵管通気法や卵管通水法などによって卵管通過障害を治療します。改善が認められないときは卵管形成術が行われます。
③子宮の異常(子宮性不妊)の場合
子宮筋腫がある場合は子宮筋腫核出術、その他の異常の場合それを改善する治療が行われます。
④膣・頸管の異常の場合
頸管が狭くなっているときは拡張器を使って広げます。
⑤子宮内膜症の場合
手術などによって治療します。
3)アルギニンは女性不妊症を改善します
(1)女性不妊症に対するアルギニンの効果
〔以下のアルギニンの働きは国際的な一流の医学誌や科学誌に掲載された信頼できるデータに基いたものです。(「4)アルギニンが女性不妊症を改善するデータ」をご覧ください)〕。
●不妊治療中(体外受精)(妊娠しにくい)の女性がアルギニンを摂取すると卵母細胞および胚が増加し、妊娠が促進されました。
●このように、アルギニンは、女性不妊症を改善しました。アルギニンは天然成分のため副作用の心配はほとんどないと考えられます。実際数多くの臨床試験でアルギニンによると考えられる副作用はほとんどありませんでした(Shao A et al., Risk assessment for the amino acids taurine, L-glutamine and L-arginine. Regul Toxicol Pharmacol, 50, 376 (2008))。
(2)アルギニンの摂取方法
●通常のアルギニンサプリメントの場合
女性不妊症の改善のためのアルギニンの摂取量は、アルギニンとして1日2~4g程度の摂取(1日2~3回に分け摂取)から始めます。1~2ヶ月程度摂取してみて効きめを見ながら摂取量を調節します。
文献的には、アルギニンの1日16g程度の摂取量で女性不妊症に効果が見られたと報告されています。
なお、アルギニンを大量(例えば1日3g程度以上)に、そして(または)長期間(例えば3ヶ月程度以上)摂取し続けた場合、アルギニンの効果が弱くなったり、消失したりする可能性が高いですのでご注意ください(これについては『アルギニンサプリメントの正しい選び方』をご参照下さい)。
●『進化型スーパーアルギニンサプリメント』の場合
アルギニンの問題点を克服し効果が大幅に高まることが期待できる『進化型スーパーアルギニンサプリメント』の場合、アルギニンとして1日1g程度の摂取から始めます。効きめを見ながら摂取量を調節します。効果をあらわす摂取量は個人によって異なる場合があります。なお、『進化型スーパーアルギニンサプリメント』の場合、そのアルギニン1gは、通常のアルギニンサプリメントのアルギニン6~8g程度あるいはそれ以上に相当すると考えられます。また、アルギニンを大量(例えば1日3g程度以上)に、そして(または)長期間(例えば3ヶ月程度以上)摂取し続けても、アルギニンの効果が弱くなったり、消失したりする可能性は低いです(『アルギニンサプリメントの正しい選び方』もご参照下さい)。
●アルギニンを摂取する場合の注意点
これについては『アルギニンサプリメントの正しい選び方』をご覧ください。
※ご注意
不妊症でお悩みの女性の方で、アルギニンの摂取をお考えの方は、摂取前に必ず医師にご相談下さい。
4)アルギニンが女性不妊症を改善するデータ
●アルギニンは女性の不妊症を改善します(Battaglia C, Salvatori M, Maxia N, Petraglia F, Facchinetti F, Volpe A. Adjuvant L-arginine treatment for in-vitro fertilization in poor responder patients. Hum Reprod. 1999 Jul;14(7):1690-7)
不妊治療中(体外受精)(妊娠しにくい)の患者34名を2グループに分け、一方(17名)に従来の方法を、他方(17名)に従来の方法に加えアルギニン(1日16g)を摂取させました。アルギニンによる副作用は見られませんでした。その結果、アルギニン摂取グループでは卵母細胞および胚の増加が見られました。また、3名の妊娠が認められました。一方、従来の方法のグループには妊娠は認められませんでした。
(2019年11月16日記)
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